時を超えて

先日、亀屋石材で昭和62年に墓石を作成させて頂いたお客様からのご依頼で墓石の補修工事、メンテナンスを行わせて頂きました。その際に当時お墓を建てられたお母様と娘様にお会いしました。今から35~6年前の記憶をつい先だってのようにお話ししてくださるお母様。とても暖かく感じました。亀屋石材先代社長が精神誠意を奮って作成されたお墓、そして深い理解を持たれた施主様のご支援。そして未だに色褪せぬ想い。時を超えて感慨深く「人との繋がり」を感じております。

 石を運んでくるにも、加工するにも、彫刻するにも、一人ではできません。アイデアを後押ししてくれる人も必要です。沢山の人間が関わってきます。その集大成でお墓が立てられたと思います。そして今は我々が継承していく。

昔と今を考える事もありますが、「人との繋がり」はどの時代でも見失ってはいけないと思います。改めて学ぶ事ができました。

 時に一人で頑張っているところに陥りますが、支えてくれた人に深く感謝しなければなりません。時を超えて教えて頂きました。 

               感謝。