どんと祭

大崎八幡宮

どんと祭も終わり、お正月も終わり、皆様も私達も通常運転で動き始めましたね。

昨日はお墓参りも済ませ今年一年の無事と無病息災を願いました。

我々、石屋業界はこの冬場の時期は仕事依頼も薄くなり「待つ」時間が多い気もしますが、今年は我が「亀屋石材」も利府町のふるさと納税に「返礼品」として亀の置物や灰皿などを提供してますが、今年はより一層ラインナップを増やしていこうと考えてます。

新年明けましておめでとうございます

山中湖周辺より富士山

今年も宜しくお願い致します!

2023年、兎年 元旦から晴天の青空。全国的にも晴れ渡り初日の出もアチラコチラで見れたのではないでしょうか?
私はこの度初めて「富士山」を眺める事が出来ました。

河口湖周辺から富士山 朝焼けです

本栖湖、鳴沢から「富士山」

始めて観に行った「富士山」。天候にも恵まれ富士山に居られる女神様に歓迎されたように感じました。

今年は余裕をかましたりせずに、亀に追い抜かれないように高く高く跳ね上がりたいですね。このブログを覗きに来た貴方にも幸多く健康な年であります様に!

自分自身に自信をたっぷり持って、行く道を疑わずに光ある未来を大切に歩んでください。

今年は遠くからでも富士山は見えていたと思います。素敵な幕開けだと感じます。

雄勝「石神社」仙界の滝 その4

さて、不動明王の石像も無事に取り付けを終える事が出来て心から安心しております。

そして、この「不動明王」が建った「仙界の滝」から更に頂上を目指して歩いていくと(ここからの傾斜はかなり、、ありました)
鳥居が見えて来て、その奥にはデッカイ石が麻縄で括られてドドーンと立っています!

この鳥居は塩ビ管で作られております。
とてつもなく大きく、そして不思議なバランス
私の体と比較して見てください。
1200年前からこのままのバランスを保っている

このような光景を頂上で見れるとは思ってもいなかった。。。
それにしても東日本大震災の時も倒れずに、よくぞ立っていた!!

ホント名前の通り「石神社」です。

今回は色々な縁で施主様と繋がり、このようなお仕事を頂き誠に感謝いたします。
そして何より、この任務を成功へと導いてくれた仲間たちにも深く感謝しております。私だけの頭では到底及ばずです。
我が社を長年支えてくださっている66才になる平塚氏、今野氏。資材を運び入れてくれた豊巻氏、知昭氏。
そしてアタック隊に選抜された平石材社長、この方の山岳部の知恵には驚かされました、そして平さんの顔で他のアタック隊の方にも声掛けして頂き大変感謝しております。
アタック隊のもう一人、石工事西村屋社長、この方は海外での技術指導にも貢献された方で石組みなどの技術も豊富な方でした。趣味でHarleyに乗ってるほどワイルドな方でした。
アタック隊のもう一人、和泉屋石材社長、この方もベテランで岩場での三脚立てや運搬機が通る路面作りも手際よく無駄のない動きでした。何より力持ち!!

そして、このような仕事を依頼してくださった「髙橋夫妻」。長年の夢であった「不動明王」を仙界の滝への設置。この夢を諦めずに温めていてくださったことに感謝いたします。
「髙橋夫妻」と亀屋石材を繋いでくださった「よっちゃん庭工房」の小幡さん、本当に皆様には深く深く感謝いたします。

亀屋石材の素晴らしい財産になりました。私にも自信が付き良い経験になりました。

このブログを見てくださってる方も是非に雄勝の「石神社」へ登って見て見てください。そして硯上の里に立ち寄って「ホタテ」を買ったら完璧なコースだと思いますよ。

関わって頂けた皆様には今一度ブログから感謝の意を飛ばします。

選抜アタック隊の四人(亀屋石材、西村屋、平石材、和泉屋石材)

ありがとうございました!

雄勝「石神社」仙界の滝 その3

沢に降りる為に斜面を作成

沢に降りると石がゴロゴロあって運搬機が水平に走行できない程です。
でもそこは、さすがの石屋さん!ある石を拾っては組んで拾っては組んで滝までの道を作っていきます。それでも山の「石」ってなかなか重いんです、形がまちまちなので持つところが定まらないからなんでしょうね。

三脚を使用して荷下ろし
いよいよ取り付け

足場が岩場と腐葉土なので三脚も慎重に立てて少しずつ移動させていきます。
不動明王の取り付けはセメントは用いずに合わせボンドで接着。
接着面をしっかりと乾かしながらの接着作業です。

一礼して最後の「倶利伽羅剣」を差し込む所です。
「仙界の滝」に不動明王が鎮座しております。
以前の仙界の滝

5日間の工程で無事に取り付けが完了しました。
我々も山を下りる時は感慨深く、いつまでも眺めておりました。

雄勝「石神社」仙界の滝 その2

さて資材も運び込まれ、ベースキャンプも作り、今回のアタック隊4人が揃った所で作戦会議をしながら石材の搬入です。ベースから先は30度はあるかもしれない急勾配になっていくので手持ち道具などは人力で上げていきます。

上で使用する三脚を運ぶ。これぞホントの二人三脚!!
杖無しでは上がれないほどの勾配です。

今回の任務では到底、運搬機だけでは石材を安全に運び込むのは難しくエンジンウインチを各所で使用しました。曲がりくねった急勾配の道なので運搬機が道を逸れたりクラッチが滑っても大丈夫な様に山岳用のシャックルを用いて各所の大木に括り付けロープを通して運搬機に括り付けて補助をしながら引き上げていきました。

この傾斜地での運転はかなり怖いデス。。。
緊張が走ります
山の傾斜と突起物に当り横転しました。

途中、石材を積んだまま運搬機が横転したりもありましたが、直ぐにウインチを用いて正転させて事無きを得ました。想定はしてましたので不動明王本体はこれでもか!というくらいに毛布や絨毯で覆い養生していて良かったです。

エンジントラブルも無く直ぐに作業再開できました。さすがジャガー!!
何故に石材運搬機が「ジャガー」と呼ばれているのかは判りませんが、全国的にそう呼ばれているのでしょうか??

一休みのひとコマ

山に入って三日目。やっと石像が目的地まで上がってきました。

ココからまた沢を下り道なき道を作り「仙界の滝」まで!!

雄勝「石神社」仙界の滝 その1

こんにちは。亀屋石材のブログを訪れて頂きありがとうございます。

先週の12月12日(大安日)から石巻雄勝の「石神社」にて仙界の滝という場所へ400kgはある不動明王の石像を設置してまいりました。
当、亀屋石材がやってきた現場の中でも過去一番の難所現場になりました。
このブログは我が社の備忘録としても、そして皆様にお見せしたくも、是非に記録しておかなければと感じ綴っております。

それでは!まず今回運び込む不動明王の写真から

高さ5尺2寸 幅2尺 奥行き2尺 重量400kg 白御影石

亀屋石材の展示場に今年の秋口から保管されておりました。

さて!積み込んで石巻の雄勝へGO!

雄勝 石神社
旧林道を搬入路に使用
資材の搬入


上記の写真の所までは普通の山道です。それでもベースになる場所までは40分程かかります。

ベースキャンプ(休憩所)

さぁ!これから石材山岳部の始まりです!!

ありがとうございました

皆様のアイデア沢山の彫刻

写真はコロナ緊急事態宣言時に彫刻させていただいたものです。
沢山のアイデア頂きました。
私の固い頭では到底及ばぬ良いものばかり。
意外にも楽しい企画だったように思います。いろんな想像を膨らませる事が出来ました。石彫刻への可能性含め「遊び心」が有って、事務所を訪れるお客様にも興味を惹かせる事が出来ます。
私を色々な所へ連れ出してくれた作品になりました。
無謀と思ったこれらの彫刻も、斬新な絵も、笑い文字も全て私の宝になります。

普段は戒名彫刻や、施工仕事、経理事務に追われる日々ですが、このような柔らかい「ほっこり」できる物を彫らせて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
生真面目な石屋の感謝の気持ちをお知らせしたくww書かせて頂いてます。

益々の発展と「ほっこり」な幸せが皆様にも訪れます様に!!!


私のデスクの「ありがとう」



時を超えて

先日、亀屋石材で昭和62年に墓石を作成させて頂いたお客様からのご依頼で墓石の補修工事、メンテナンスを行わせて頂きました。その際に当時お墓を建てられたお母様と娘様にお会いしました。今から35~6年前の記憶をつい先だってのようにお話ししてくださるお母様。とても暖かく感じました。亀屋石材先代社長が精神誠意を奮って作成されたお墓、そして深い理解を持たれた施主様のご支援。そして未だに色褪せぬ想い。時を超えて感慨深く「人との繋がり」を感じております。

 石を運んでくるにも、加工するにも、彫刻するにも、一人ではできません。アイデアを後押ししてくれる人も必要です。沢山の人間が関わってきます。その集大成でお墓が立てられたと思います。そして今は我々が継承していく。

昔と今を考える事もありますが、「人との繋がり」はどの時代でも見失ってはいけないと思います。改めて学ぶ事ができました。

 時に一人で頑張っているところに陥りますが、支えてくれた人に深く感謝しなければなりません。時を超えて教えて頂きました。 

               感謝。

雄勝町「復興の石積」

こんにちは!亀屋石材のブログを訪れて頂き有難うございます。

今日は石巻は雄勝町の「復興の石積」を紹介したいと思います。
当、亀屋石材が長年ご厚意にお付き合いさせていただいてる福島の「スガタ彫刻」さんと白石の「よっちゃん庭工房」さんのお仕事です。

東日本大震災で甚大な被害を受けた「雄勝町」。
硯石で有名な雄勝町に新しく道の駅ができました。
「硯上の里おがつ」
以前の雄勝町をご存知の方はびっくりするくらいに道が新しくなり整備されておりました。このような建物にお食事処、海産物販売、イベントスペース、カフェテリア、などなど沢山のコミュニティーがありました。建物全体に硯石が沢山使用されていて石屋の端くれの私はウキウキと写真を撮って遊んでました。

まるで鱗のようです

この道の駅、硯上の里へ入る手前に「復興の石積」をみることが出来ます。
石積を手掛けたのは小畑さん率いる「よっちゃん庭工房」、小畑さんは温泉旅館の庭や料亭、個人宅、に留まらず沢山の経験と実績のある方です。某旅館さんの庭作成のお仕事でご縁がありまして、当社も良いお付き合いをさせていただいてます。
作庭から石積、ぬりかべ、と技術が凄いのです。(センスが凄いのでしょう)
見る者を圧倒する力が有ります。その石積に文字を彫刻するというので福島の「スガタ彫刻」さんを紹介させていただきました。当社が長年信頼している彫刻師です。

石積(野面積み)
彫刻作業
復興の石積

見る者を圧倒する石積みです。一つ一つ石の座りを考えて積み上げていく作業。
この先、何人の方々が個々の前で写真を撮っていくでしょうか?何人のお子さんが登り降りしたがるでしょうか?おそらく沢山のイベントがこの石積の前で行われていくでしょう。そう考えると、とても素晴らしい仕事だと思います。

そんな想いから、是非亀屋石材のブログで皆さんに紹介したくなったのです!
このブログをご覧になった方で雄勝に遊びに行って石積を観てもらえたら嬉しいな♪
この偉業を是非ご覧になってください。

「こんにちわ、ラテ」

命名「ラテ」  ミニウサギの女の子。
ウチの次男坊がお世話係。ラテは「梨」が大好き!っていうか興味あるものは
何でも、かじる!w
今年5月に亀屋のマスコット犬「リック」が亡くなってから、寂しいなぁと思っていたら、なんと「ラテ」は5月生まれの子。(前世はリックなのか?そうなのか!?)
なんて思いながら、新しい小さな命の成長に見入っております。

犬や猫とも違って「懐いてくる」ことはあまり無いですが、部屋んぽ(部屋で散歩)の時に見せる興味深々な姿やピョンピョコと歩く後姿は愛くるしいですね。

あとは、「ジッと」してますww

中秋の名月にやって来た「ラテ」

「( `・∀・´)ノヨロシク」