梵字仏石塔

亀屋石材のブログを覗きに来ていただき有難うございます。

今日は梵字仏石塔を紹介したいと思います。
宮城が誇る「伊達冠り石」で有名な丸森の大倉山スタジオへ行ってまいりました。

以前、大倉山スタジオの社長が、竹林に佇む墓石をイメージして竹林の中に展示をしたいと熱望されているのをお思い出して見学に行きました。

竹林の中に入っていきます

木漏れ日の中で見えて来ました。

この「梵字仏石塔」は作家さんが手掛けた作品です。石材は伊達冠石。表面の加工は小たたき仕上げ。彫刻は「やげん彫り」正しくは薬研彫りと書くようです。
この薬研彫りが梵字を彫刻するのには一番引き立つ彫り方だと感じてます。
筆の中心に対して斜めに彫っていく、それにより光の陰影が見る角度で色んな味わいや、立体感を出してくれます。ここに彫られている「梵字」はカーンマーンと言って
不動明王を表す梵字です。一目見て気に入りました!
大倉山スタジオ社長の思い描いていた仏石塔が竹林に佇むイメージがこのような空間を作り出して、自然調和、山への感謝を表しているのがとても理解できました。

ほんと素晴らしい作品と素晴らしい展示だと感じました。

人間の寿命よりも長く残る石。凄い作品です。

私も一つ何か作ってみたいと思えてくる作品に出会えたことに感謝です。

30度を超えてた日々も数日の雨で冷やされ段々と秋に近ずく東北ですね。
美味しいものを沢山食べて夏の溜まった疲れをリセットしましょう!
秋彼岸までもう少し頑張るぞ~