總持寺 

今日も亀屋石材のブログを訪れてくれてありがとうございます。

さて、今日は前回に引き続き横浜は鶴見にある曹洞宗の大本山「總持寺」のお話しになります。
以前から「總持寺」には俳優の石原裕次郎氏のお墓があると聞いてましたが、今回は
700大遠忌参拝の前に石原家のお墓参りをする事が出来ました。

石原裕次郎氏のお墓

この墓石は五輪塔と呼ばれるお墓です。
元々のお墓の形ですね、後に見える「塔婆」も上部は五輪塔の形を意味しているとも
聞いたことがあります。
写真では白っぽく見られる墓石ですが、これらの石材は「万成石」と呼ばれ岡山県の石です。「桜御影」とも呼ばれています。淡いピンク色が特徴です。石原家のお墓は万成石を磨き加工ではなく石の表面をザラザラに仕上げていく技術で「こ叩き」という昔ながらの加工で仕上げられております。石の表面を刃の付いたハンマーで均等に細かく叩いていきます。「こ叩き」仕上げは磨きとは違う良さがあります。
ただ年数が経つと汚れが付着しやすいです。
この日、私は「万成石」の数珠をして行きました。笑
国産銘石の中でも有名な万成石。私も長年石屋としてお墓を建てていますが、万成石でお墓を建てて頂いたお客様はまだ1~2名しかございません。
石原軍団、、、震災当時に被災地の石巻市へ出向いてボランティアされてたのが印象に残ってます。

そして、もう一人の著名人のお墓は「アントニオ猪木」氏のお墓。
コチラも参拝させていただきました。

アントニオ猪木氏のお墓は、青森県にあると聞いたことがあります。そちらには故妻 田鶴子さんの遺骨があるそうです。
ここ總持寺の猪木家のお墓にはアントニオ猪木氏の遺骨はまだ埋葬されてないようです。猪木家の墓の中には猪木さんの胴部からの銅像がありますが、そこには有名プロレスラーの名前がズラリと刻まれております。生前の猪木氏の人望を覗えます。
政治家でもレスラーでも「燃える闘魂」のままのお方でした。
總持寺の方がおっしゃってましたが、猪木家の法要時には大柄な体格の方々が沢山来られるようで、何個かのイスが潰れてしまったとか。。


それにしても最後の一文、「迷わず行けよ、行けばわかるさ」

50才過ぎた私にも、グッときますね。シビレマシタ!