芝生墓地の墓石展示

今日も亀屋石材のブログを訪れて頂きありがとうございます!
秋彼岸も終わり、ひと段落ついた当社では「芝生墓地」用の墓石の展示を試みました。
最近では近隣の富谷町でも町営墓地を展開しており各サイズの墓所がある中「芝生墓地」も大変需要があるようです。縦80センチ/横60センチの大きさです。泉墓園にあるサイズとも同様の大きさになります。「芝生墓石」はデザインも素材も今や多種多様で展示品に選ぶ墓石も選びきれぬ程でした。
今回のブログでは「芝生墓石」を飾る為の台座作りから見せていきたいと思います。

先ず飾る為の台座に「秋保石」を選びました。そしてその秋保石も当社の従業員によりビシャン加工を施して見栄えのする小上がり的な台座をイメージしております。

当社の新人さん、一個一個丁寧にビシャンハンマーを使いながら均等に叩いていきます。採掘したばかりの岩材は壊れやすいので慎重に慎重に、、、

そして、仕上がった秋保石を施工していきました。

さて、これから入荷した「芝生墓石」をこの台座の上に組み立てていきます。
宮城が誇る盤石岩の秋保石の台座に墓石を展示する。コレをやってみたかったのです!

上の写真の芝生墓石はステンドグラスが中央にはめ込み式で入る商品になってます。
晴れた日の陽射しがステンドグラスを抜けて色彩を帯びた影を作り出します。

下の写真の芝生墓石は二つの石材を使用してる所謂ツートンカラーになってる商品です。
手前に映っているのは一つの石材のみを使用した商品です。どちらも見栄えはしますが比較対象に飾ってみました。

ココで、皆様もう気が付いた方もいるかもしれませんが「秋保石」の台座が作成していた頃と色が変化してるのをお分かりでしょうか?
そうなんです。これが秋保石の特徴でもあり、採掘したばかりの秋保石は薄い緑をしております。それが暫く経つと白っぽく変化します。そして少しずつ日焼けでもするかのように黄土色に変わっていきます。黄土色になるころには岩材自体が表面が硬くなり、岩材の中に混じっている砂利などが色とりどりに風合いある岩肌を見せ始めます。岩材の中でも今や「大谷石」「十和田石」など軟石と呼ばれる石材のなかでも群を抜いて単価が高いのです。高級品です。

ほんとならば秋保石を展示場に敷き詰めたいのですが、、、笑

この手作業で一つ一つ加工された秋保石台座、「芝生墓石」、、素敵です。
亀屋石材展示場、推しの「芝生墓地展示」です!

関わっていただいた三和ストーンさん、櫻井石材産業さん、感謝いたします!