秋保石展行ってまいりました!

こんにちは!今日も亀屋石材のブログを訪れて頂きありがとうございます!

「秋保石展」行ってまいりました!
とても展示の仕方がお洒落、且つアイデアに溢れた作品ばかりで秋保石の未来の可能性を垣間見た気がしました。
この企画は発案、実行に移されましたサンワストーン(株)の千葉孝司社長、そして関わった皆様にはホント敬意です!(千葉社長はもう何年も前からこんな企画をしたい、とおっしゃってました)色々と役者が揃って描いた事が出来るタイミングだったのでしょう。
心から応援したくなるお人柄です。

上の写真は全てサンワストーン(株)で製作されたモノです。

さて、メディアテーク仙台で行われている秋保石展の一部を写真公開させて頂きますね。

壁掛け用の一輪刺し

コチラはタイル状に切削されたものと台形に切削されたものの比較展示。色合いが違うところもまた面白味を感じます。秋保石の特徴を上手に見せています。

これが秋保石の原石状態ですね、割り肌部分に照明を当てると形が均一ではないので非常に個性的な風合いが出てきます。

これは秋保石の層の変化を活かした、柄合わせ的な展示ですね。私はコレが一番気に入っています。(私達、石材屋はこのように層が出てきてしまった部分を、敷石などに使用する場合はできるだけ均一に見せたいが為に層の無いものを選んでいました)
これを見る限り、どの組み合わせも素敵!付加価値が付く事でしょう!

カワムラガーデンさんの作品。かっこいいですね!!

ガーデンデザイナー矢野TEAさんの作品。世界平和を願って。木の枝に巻き付いてる布は戦地での負傷された方々の包帯をイメージしているそうだ。この秋保石だって長年の凝結で石になったのだろうけども、昔昔の時代からこの地球に居たワケで。

現、櫻井石材産業の社長様。昔ながらの採掘を現役でされてます。80は優に超えてらっしゃる。亀屋石材の先代の社長ともご友人のお付き合いがあった方です、言わばレジェンド!!
私はその息子様と仲良くさせてもらってます。石屋の頑固オヤジの父を持つ身としては非常に共通する話題が沢山あって、話が弾むのもまた「愛」があってからこそです。

現代ではあまり流通しなくなった「秋保石」ですが、宮城の歴史を語るには外せない銘石です。そして其れを採掘している現在。身の回りには案外沢山の秋保石での建造物、敷石。防波堤、蔵、墓石の外構、母屋の塀、神社仏閣の階段、とふんだんに使用されてきた秋保石。
人間の力で手作業で採掘され手作業で加工されていた「秋保石」
そんな魅力あふれる地元の秋保石に是非触れてみてください。
秋保石展は15日、水曜日まで仙台メディアテーク5階ギャラリーで多くの作品と写真などが展示されております。各作家さんやガーデンデザイナーの方も在中しておりますので解説など聞きながら拝観すると3倍楽しく観てまわれますよ!

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