偉大な亀屋の母

今日も亀屋石材のブログを訪れて頂きありがとうございます。

春彼岸も終わり、仙台は桜も丁度見頃の季節になりました。そんな良い季節に亀屋石材では
フィジー島からアメリカ人家族を迎えて賑やかな時を過ごしておりました。

もう、かれこれ30年前ですが利府高校へ留学されていたミシェルさんはホームステイで約6ヶ月ほど我が家へ住んでおりました。私達は彼女のホストファミリー。私はホストブラザーとなりました。そんな彼女が今度は自分の旦那さん、娘さん二人、息子さん1人、五人で利府に訪れてくれました。(もう一人の娘さん(長女)は大学の為にカリフォルニアへ帰省)
一週間ほど前に連絡を受けた私は大慌て(汗汗、汗~)
私の母は「あの子らしいねェ~」なんて、もう殆ど親同然、勿論!家族でしたからね!

ミシェルは利府に着くなり「お父さんのお墓に行きます!お線香は京都で素敵な香りの物選んできました!」と。ジ~ンと感激。
車のなかでは何やら英語で子供達と旦那さんにお墓参りの習慣などを説明し、いかに自分が可愛がられていた事などを説明していた(笑)唯一の娘だからホストブラザーよりも甘やかしてくれた。と云っていた(笑)娘が一番ってのは世界共通なのかな⁈

なんか30年の時間が戻ったような、30年なんて短い事のような、そんな気持ちになりました。
私は若い頃にバックパッカーをしていたので片言の英語は話せますが、父と母は全く話せません。そんな両親がこんなにも愛されていて、何よりこんな母の笑顔も久しぶりです。
思い起こせば、母とミシェルはいつも二人で辞書片手に夜な夜な話し込んでいたり、蕗を料理してみたり、ばっけ味噌を作ったり、梅干しを作ったり、母の好きなホヤ(海鞘)を捌いたり、やってたなぁ。職場に来れば「カメヤのお仕事ですか!」なんて。
まさかの亀屋の母もアメリカの娘に会えて、孫まで亀屋に連れて来る日が待っていたなんて想像していなかったでしょう。感極まる再会でした。そして「母」の偉大さ、寛容さ、改めて感じましたネ。言語が分かれている意味があるんだろうか?と思うくらいに孫たちとコミュニケーションを取れていた感じ(笑)

そして、日本のレストランの多くがパッドで注文している事に驚いていました。
アメリカではウェイトレスが紙に注文を取っているらしい。以前のように。
時代はいつでも先行して進化し、携帯やインターネットを上手に扱えない層は置いてけぼりですよね、時代の変わりようが早いのでしょうね。業界の話で言えば「樹木葬」や「海洋葬」、「墓じまい」って言葉は30年前は聞いてなかったような気がします。
進化・変容をしながらも「心」や「思いやり」は置き去りにしないように、時々振り返りながら進まなきゃですね。
便利になる為に進化して便利じゃ無くなったら、、、、、そりゃあ~、もう進化じゃない!笑
「心」も進化していかなければ、本当の意味での「進化」とは云えない!
ハイ、亀屋石材はゆ~っくり、ゆ~っくり、進みます。

我が家の「枝垂れ桜」も、ゆ~っくり咲いてきました❣

いつかの再会を夢見て!


ありがとう!!

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