百か日

昨日、厳かに前社長の百か日を済ませました。
世の中は「コロナウイルス自粛」の最中ですのでお墓参りと
仏前に手を合わせるだけにいたしました。
現在、他の病気療養の為に入院されている方々や、ご家族の心境を
思うと同情いたします。簡単にはお見舞いや、看取りが出来ない環境であるのだなと思います。


世界を震撼させている「コロナウイルス」。
石材業界の小売りでは石材が輸入されてないところも聞きます。
経済的な打撃もこれからジワジワと来るのだな、と日々考えます。
前社長が亡くなり、これからは私が引っ張って行かなければ!という矢先に
早速の試練が与えられた気もいたします。
当、亀屋石材では働き手の職人、事務のパートさんなど公共手段を使用して来られる方もいるので当面の間は送り向いをしながら感染のリスクを少しでも減らしています。現場に出てしまえば人がそんなにいない墓地ですから通勤での感染を防ぐ努力です。
何はともあれ早く収束して平和な日常を取り戻したいですね。

先日、家でケーブルテレビで「コンテイジョン」という映画を観ました。
2011年作品でスティーブン・ソダーバーグ監督、マット・ディモン主演の作品ですが、内容がまるで現在の「コロナウイルス」でした。驚くほど酷似してまして映画が先だったのかウイルスが先だったのか疑うほどでした。
1969年にもアルベール・カミュ作品の「ペスト」という本がありました。
こうやって見ると結構「感染もの」が昔からあったのですね。
映画だけの話と思ってましたが、今は世界中が大変な危機にあり恐怖を覗き見るよりは、その時の人間模様や拡大していく生活への影響のほうへ気がいきます。
私は毎日の業務をただこなし、感染しないようその他の時間は自粛しておりますが、今この時も医療従事者たちがまさに「命がけ」で看病、治療にあたっていることには本当に頭が下がります。テレビをつければ「補償問題」「政府への批判」「感染者数の表示」ばかりで気が滅入ってしまってました。
「頑張れ!医療従事者!」この一言で私の滅入っていた気持ちは明るくなっていく気がします。がんばれ!医療従事者!

今回のブログは話が色々飛んでしまいましたが、前社長は大の「映画好き」なので映画や本から読み解く「今」を書いてみました。パンデミックという経験のない事に向き合う今、本や映画の中にも私達のように翻弄される人々が沢山出てきます。自分はどのタイプだったかなぁと思いながら観るのも良いと思います。

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